webサイトはHTMLで表示される。

いきなりHTMLなんて言葉を使っていますが、ワードプレスを使う事を前提とした場合に詳しく知る必要は無いと考えてます。もちろん知らないよりは、知っている方が良い事は言うまでも無いんだけど、下手に知っている「つもり」になるよりも「全く解らない！」って方が良いんじゃないかとさえ思っちゃってます。

簡単に説明すると、webサイトを表示するアプリケーション（ソフト、app）としてブラウザと呼ばれるものが有ります。

「ブラウザ？？？？」て方も居るだろうと前提して続けます、Windows標準ならInternet Explorer（インターネットエクスプローラー）略してＩＥなんて呼ばれているものですね。

Apple標準ならSafari（サファリ）になるんだろうか。スマホやタブレットでもAppl端末ならSafariのはずで、Android（アンドロイド）端末ならChrome（クローム）が標準になっているんじゃないかな。（余談：僕はwin機ではFirefoxってのを使ってます。）

そんなブラウザで表示させる為の言語と言うのかプログラムのようなものがHTMLと考えて下さい。

このHTMLってものが、webサイトを考える場合に最も基本的なものと言っても良いんじゃないでしょうか。色んなブラウザで同じように表示させるための共通語と考えてみると、少しは、何となくでもイメージしてもらえるでしょうか。

ワードプレスと言えども、閲覧者側からすればブラウザを使う事になるので最終的には、ワードプレス用の特別なソフトやａｐｐなんかは使わずにブラウザで見る事になります。つまりHTMLに辿り着く事に変わらないんです。そのHTMLを駆使する為に様々なツールが使われて来ていて、今はワードプレスなんてツールが注目を集めているって事なんです。

その様々なツールとして、古くはホームページビルダーなんてものやドリームウィーバーなんてソフトが主流だったり、今は、jimdoやwixなんてものがあります。前者は自分のパソコンであれこれ作業して行くパターンで、後者はネット上でなんやかんや作業が完結していく感じですね。

CSSやPHPなんて理解してません。

今時のwebサイトではCSSやJavaScript（ジャバスクリプト）なんてものが活躍しています。ワードプレスではPHPやMySQLなんてものが重要になっているようです。HTMLですら、よく判らない人には、ますます厄介な専門用語でチンプンカンプンな事でしょう。

でも、大丈夫なんです。

僕も、CSSやPHPなんて、よく解ってません。というより、そんな事が解らない人の為にワードプレスってツールが存在し必要とされているんだと考えてます。つまり難しい事を勉強しなくても使えちゃえるような形にしたものがワードプレスだと思っちゃって下さい。

そうは言っても、先ほどのHTMLと同じで何となくのイメージくらいはしてもらいたいので、かなり乱暴ですが、他のものに例えてみますね。

まずHTMLですが、人間で言えば身体そのものと考えて下さい。このHTMLだけでは、身体だけでは、素っ裸な状態なんです。人間である事は識別できるし、言葉も喋れば聞いて理解する事もできます。

現実問題として、人間は身体だけ、つまり素っ裸では行動しませんよね？
そこに衣服をまとい、時計や鞄等の装飾品を身につけてませんか？
その衣服や装飾品やアクセサリを、webでは、ブラウザではCSSなんてものを使い、アクセサリや装飾品をJavaScriptやPHPなんてものを使ってトータルコーディネイトしてくれると考えちゃって下さい。

もう一つ、飲食店で例えてみます。HTMLは単品の料理そのものです。さすがに料理だけで提供するわけにはいかないので最低限の簡素な器に盛りつけられて提供されてます。少しでも美味しそうに、見映えをよくするために、CSSって綺麗な器を使ったり、JavaScriptなんて店員さんが丁寧な接客をしてくれます。さらにはPHPなんてものを使って、お客様の望むコースや限定セットなんかをメニューとして掲載してくれるイメージでしょうか。

もちろん、素敵な器やセンスの良いブランドの知識がある事に越した事は無いでしょうし、より優秀な提案や応対の出来る店員さんが欲しい事でしょう。そして魅力有るコースやお得セットが有れば、お客様の満足度が高まりますよね。

こんな例え方で少しはイメージして頂けたでしょうか、さらに難しく感じさせてしまっていたら、ゴメンなさいです。

最低限の知識でワードプレスを運営する。

結局、現実問題として、ワードプレスが何をしてくれるのか？なんですが、先ほどの例で言えば、身体だけ有れば文字通り身１つで行けば、それなりの服やアクセサリを選んでくれて、それっぽい人になれちゃうって事なんです。飲食店の例で言えば、料理を作る事さえ出来れば、美味しそうに見せる器や盛り付けの技術、お客様の好みや希望に合わせたコースを作ってくれるって事なんです。

そんな考え方が出来れば、かなりハードルが下がってきませんか？
どんな人になりたいかは、あなたの発信したいものです。
どんな料理が作れるのかは、あなたの発信できる内容です。

それが無ければ、そもそもwebサイトを作りたいとは思わないはずなんで、そこだけは大丈夫ですよね？

そんな発信したいものが、内容があれば、後はワードプレスにお任せで良いんじゃないかって事です。料理長にお任せって感じで、気に入ったディスプレイのマネキン買いって感じですね。

現実問題として、料理長にお任せなんて事をすると財布が気になってしまいますが、ワードプレスにお任せの場合は費用のかからないものが多いんです。もちろん懐事情が許すのなら投資する事も良いんでしょうけどね。

基本的には、そのお店に行く為の交通手段や交通費だけは負担する事になります。この交通費にあたるのが年間一万円弱のレンタルサーバー代だったり、交通手段はレンタルサーバーの管理画面に慣れる事だったりします。逆に言えば、それだけでワードプレスの運用が出来てしまうって事になっちゃいます。