外注運営のメリット・デメリット

メリットとしては、断然、手間がかからない事と、トラブルに対しての責任を転嫁できるって事でしょう。逆にデメリットとしては費用が掛かる事と、かゆいところに手が届かないと言いますか、スピード・迅速性って事になると考えています。

まずメリットですが、丸投げする事でwebサイト運営に取られる時間を得られます。しかし、思うようなwebサイトにする為には、構想と言いますか、念入りな打合せが必要となってくるのは然るべく事なので、外注先との相性と言うか、意思の疎通のレベルは重要になってくるでしょうね。

そして、トラブルを生じた時の責任を押し付けられる事が可能になりますが、あくまでも責任を押し付けるだけの事でユーザー、つまり閲覧者に対しての責任はあくまでもwebサイトの運営者である自分自身になってきます。

そういう意味では、どこに、だれに発注するのかが、とても重要になってきますよね。そして発注先の選定に時間を取られる事になってしまいます。

デメリットとして上げた、費用と迅速性ですが、これに関しては余裕を持てるのなら何ら問題無いとも考えられます。しかし、巷には、いわゆるぼったくりと思しき業者が蔓延している事も現実なので、全くの無知な状態では費用対効果の低いwebサイトになってしまう可能性が大きくなってしまいます。

いずれにしても、費用と時間に余裕が無いのならば外注する事は候補にすら上がらないでしょうし、ある程度の知識が無ければ、良い外注先を選ぶ事すら出来ないって事になります。

自作運営のメリット・デメリット

これは、外注の場合の逆って事で良いかな。手間と責任を惜しまなければ迅速に思い通りのwebサイトを運営できてしまいます。

では、どの程度の手間と責任を覚悟すれば良いのでしょうか。
以前に書いたものが有るので御参照下さい。

自社のホームページを始めよう。

簡単に言えば、2017年の今、パソコンを使っていない人・会社は無いと前提してしまうと、WindowsやMacの構造やプログラムを知らなくても使っているのでは無いでしょうか。そして、何かトラブルが有った時だけ専門の業者に依頼するのでは無いでしょうか。

webサイトの運営も同じような感覚で、出来る事は自作して、困った時だけ専門業者に依頼するってスタンスで良いと考えてます。

確かにトラブルが発生した時だけ、外注する事で、回復への時間は多く掛かる可能性は有りますが、全て外注する予算の無い程度のwebサイトならば、多くのアクセスも無いだろうと割り切ってしまう事は出来ないでしょうか。つまりアクセスが少ないって事は迷惑をかける人も少なく、損害も少ないって割り切ってしまえないでしょうか。

そうしたトラブルを経験する事によって、webサイト運営に対する知識が高まります。webサイト運営の知識が高まれば外注業者の善し悪しを区別する知識も高まる事になると考えてるので、まずは、とりあえず、やってみてはどうでしょう。

まずはやってみる事を勧めます。

既に「やってみれば？」と結論めいた事を書いてしまいました（笑）

何事も経験に勝るものは無いと考えてますので、本当に食わず嫌いをやめて、今有る知識だけで出来る事を探して見て下さい。

このサイトで使っているワードプレスに拘らなくても、簡単に、安易に始められるサービスが、いくつもあります。そんな中で、webサイトの位置付けとか、webサイトに求めるもの等を確認して行く事ではないでしょうか。

そうして試行錯誤して行く事で、他ののネット上のサービスとの関係性などと総合的に包括的なものにしていければ、大きく高い価値のあるものになるのでしょう。

ホームページとは何か？～ホームページを持つ事で何が変わるのか。

あくまでもwebサイト単体で、どうこう成る時代は終わっていると考えてるので、ネットの世界全体の感覚を持つ事は大前提となってくると考えています。

そんな観点からは、繰り返しになりますが、何はなくとも「やってみる」事を最優先してみてはどうでしょう。そして「やってみる」の中から、自分の苦手な事や難しい事が見つかれば、その部分だけを外注する事も可能です。

何も判らずに、何の知識もなく、外注する事は「どうぞ、ぼったくって下さい。」と言ってるようなものですよね。そして、現実問題として、ぼったくりな業者が多い事が現状です。安かろう悪かろうとも限りませんし、高けりゃ良いものが出来、効果が有るとも限りません。

僕自身も「ホームページ作りませんか？」とか、「検索エンジンの上位表示させます。」な営業の電話がよく掛かってきます。そのほとんどが、いや全部と言って良いくらい、胡散臭さを感じてしまってますので、くれぐれも、そんな業者に引っかからないようにご注意下さいませませ。