変えるか変えないかは貴方次第です。

なんて事を言ってしまうと身も蓋も無いんだけど、そうとしか言いようが無いってのが正直なところです。というのも、そのホームページを見てくれる人が居なければ何の値打ちも出て来ない事は解りますよね？

ホームページを作っただけでは、ひろーーーい砂漠に、または雑多とした繁華街に、ポツンと小さな看板を掲げただけに過ぎないんです。

もちろん、そのホームページの所有者は「ここに有りますよ。」って事は判ってます。そして、恐らくはレンタルしているだろうサーバーの会社も判ってます。だからと言ってサーバーの会社が宣伝してくれるわけでも何でもなく、ただ場所を提供してくれているだけなんです。これは実社会でも同じで、不動産屋さんが、家主さんが、判ってるってだけの事ですね。

「ここに有りますよ！」って、ひとりでも多くの方に知ってもらって、訪れてもらって、アクセスしてもらって、初めて、ほんの少しだけ変化を期待する事が出来る程度なんです。

アクセスして貰って、ホームページの内容を読んでもらって、その上で何かしらの行動をしてもらわないと、何の値打ちも無く、微塵たりとも変わらないと言い切ってしまいましょう。

ここで言う行動とは、何らかのコンタクト（問合せ）をしてくれたり、ホームページから直接購入してくれたり、知人友人に紹介してくれたりって事ですね。

ホームページに載せる内容は固定的、固有的なもの。

そんな話しを前回の記事で書きました。

ホームページとは何か？～ブログやＳＮＳとの違い。

その内容によって、その段階で、店の中に入るかどうかを判断されてしまいます。何屋さんか判らない店には入ろうと思わないでしょう。どんな人がやっているのかも気になるでしょう。いくら位の予算を予定すれば良いのかも気になります。もっと言えば、そもそも一見さんが入って良いのかどうかって事も気になるかもしれません。

要は、やっと自分のホームページに来てくれた閲覧者に対して、閲覧者の期待するものが無ければ、その時点でお客さんにはならない事になります。

逆に言えば、ひとりひとりに「あんな事やってます、こんな事できます。」って説明しなくても、ホームページが有れば、好きな時に好きなだけ知ってもらう事ができるって事ですね。

前回書いたように、ブログやＳＮＳでも、ある程度は、同じような情報を載せる事が可能です。そうは言っても、各サービスで制限も出てきます。もっと言えば、そんな使い方をしていると思ってくれない人もいます。

あくまでもブログやＳＮＳは似たような事が出来るってだけで、そのものでは無いんですね。決まったデザインと決まった仕様の中でしか表現できません。しかしホームページを持つ事で、そんな制限から解放される事になります。

それこそ、自由自在に、好きな事を好きなだけ好きなように見せる事が可能になってきます。

例えば、とにかく名前を知って欲しいだとか、いやいや料金設定が売りなんだとか、何が何でも○○に拘ってるんだとか、そんな自分の、自社の拘りを売り込む事が可能になります。逆に言えば、そんな拘りが無いのならホームページを持つ必要は無いのかもしれません。

ホームページを持つ事と信用性

一時期は、それなりのホームページを持つ事が、それなりに格好良く、体裁と言うのか、信頼と言うのか、少しは自慢出来きたりしたもんです。しかし2017年の現在では下手に管理されてないホームページでは、それだけで信用を損ねる事にもなってしまいます。さらに、今時はホームページが有る事で、何ら価値観が上がる事は無いでしょう。有って当然と言えば当然のものとなってきています。

この事はブログやＳＮＳでも同様で、しっかりと管理されていない、積極的に使われていないブログやＳＮＳは、それだけで相手にされなくなってしまいます。ホームページの場合は、ブログやＳＮＳに比べて、それ程の更新は期待されてないと考えていますが、それでも、やはり、最低限、現状を反映したもので有るべきでしょうね。

逆に言えば、事実を事実のままに固定させておく事だけが出来れば、ホームページとしての価値があるとも言えるかもしれません。そして、その価値とは表向きの体裁であり、信用へと繋がっていくのでしょう。

そうしてアクセスが増え、行動を促す事に成功すれば、本当に楽なものになってきます。何もしなくても、寝ている間でも、24時間休み無く、365日活躍してくれるんです。

実社会で、どんなに頑張っても、一日に会える人は限られてくるでしょう。しかしネットの中では、それこそ一日に何千も何万もの人が自ら進んで目にしてくれる事になってしまいます。